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質問
今度D&Dをやろうと日本語版買ってきて読んでます。で思ったんですけど。ソーサラーとウィザードってのは、
・呪文修得に要求される能力が違う。
・ソーサラーは憶えてる魔法を準備無しに好きに使える。
・ウィザードは専門を選べる。
が主な違いですか? ウィザードの専門てのも修得が容易になるだけですよね? しかも、ソーサラーは専門無くてもなんでも会得できるんですよね? 背景的なものは除いて、ルール上だけで見るとこれぞウィザードの特権!てのは見あたらない気がするのですが。ウィザードやろうと思っていたのに……。[D&D
9:396]
回答
過去ログにもあるが、ウィザードの最大の長所は、
1.追加のフィートがもらえるので中盤以降のクラス選択およびアイテムクリエイションに有利。
2.資金の追加で使える魔法レパートリーが増える。ソーサラーはかなりがんばっても総呪文数のうち10%ちょいまでしか習得呪文が増えないので、呪文選択に遊びがない。
こんなところが一番大きい。特に2はつらいよー。間違って習得してしまったときとか、追加でスペルリストが公開されてしまったときとか。[D&D 9:397]
ウィザードはスクロールを見つけるか買うか、もしくは敵ウィザードの呪文書を奪うかして、自分の呪文書に新しい呪文を書き加えることができます。ただし、この時には金と呪文学判定が必要です。1冊の呪文書に書き込める呪文数には限界がありますが、複数の呪文書を持てば、ウィザードの呪文のバリエーションは無限と言えます。
対してソーサラーは、クラスの項の知っている呪文数までしか呪文を覚えられません。呪文バリエーションの少なさが、ソーサラー最大の弱点です。知っている呪文を2つ増やす特技もその後のサプリメントに掲載されていますが、20レベルソーサラーでさえ特技は7個しかありません。[D&D
9:398]
>知っている呪文を2つ増やす特技はEpic Featなので、21レベル以降でしかとれない。20レベル以前で取得可能な、Extra Spellは、使用可能な最高レベルより1つ以上低いレベルのスペルを1つ習得できる特技なので、更に厳しい。[D&D
9:407]
ソーサラーの有利な点は、ウィザードや信仰呪文使いのように準備をしなくても、自分が知ってる呪文から好きなものを、その場で選んで使えるところ。これは挙げている通り。
ウィザードの有利な点は、
・呪文を(資金的に許せる限り)無限に覚えられる。
・高レベルの呪文を使えるようになるのが早い。
・呪文操作特技を行なう際、アクションが全ラウンドアクションにならない。
・5レベル毎に呪文改変系もしくはマジックアイテム作成系特技が修得できる。
・1つの呪文系統の専門化が可能。
・スキルがたくさん覚えられる。
まぁ、最後のは副次的なものだが。
長所を逆転させれば、そのままソーサラーの欠点だな。致命的なのは以下の3つか。
・ウィザードは奇数で1つ上のレベルの呪文が使えるようになるが、ソーサラーは偶数
・覚えられる呪文の数に制限がある
・呪文操作特技を使うと、アクションが全ラウンドアクションになる。
呪文操作特技は、使おうとしない限り関係ないが。かといって、マジックアイテム作成系特技も、知ってる呪文が少なすぎてつらいな。
だがしかし、ソーサラーの一番恐ろしいところは、膨大な呪文使用回数だ。毎ラウンド、ファイヤーボールやらマジックミサイルやら連打されると、相手は相当に辛いぞ。専業ウィザードがいるなら、支援砲撃手としてソーサラーは大変有能。[D&D
9:401]
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