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質問
D&D3E(和)布教のためにコンベンションでDMをする予定なのですが、キャラクタ作成をどこまで簡略化するべきか悩んでいます。コンセプトは「D&Dの雰囲気を感じてもらおう」ということで、シナリオはHJ公式の「キャラバン警護隊」を使うつもりです。いろいろと「重い」システムなのでプレイヤの負担は極力減らしたいのですが、その重さがD&Dの面白さとも言えるわけで。とりあえず以下の方式を候補として考えています。
1)種族、クラスのみ決めてもらって開始パッケージ
・利点:使うルールが最小限で済む。
・欠点:キャスターは大変、「重さという面白さ」をオミット、ぶっちゃけ弱い。
2)装備、特技、呪文を恣意的に絞った候補から選択
・利点:クラス毎の作成時間の差をある程度緩和できる。
・欠点:偏ったイメージを植えつける恐れがある。
3)完成したキャラクタ数名から選択
・利点:作成時間が大幅に短縮できる。
・欠点:プレイヤーの意思を反映できない、いきなり沢山のタームに遭遇する。
[D&D 23:694]
回答
3)でいいと思う。選択肢が狭いと思ったら、その分プレロールドの種類を増やせばいい。同じ前衛でもパワー型のバーバリアン、固いファイターなど。そのキャラクターの持ち味を説明するのも忘れずに。秘術呪文使いはソーサラーの方が呪文の数を使えて楽しいかも。たくさんのタームは、キャラクターごとにサマリーを作って、そのキャラクターに何ができるのかを把握してもらえれば大丈夫だと思う。
ただ、「キャラバン警護隊」はそれなりに慣れたPLでも楽しめるような捻った部分のあるシナリオなので、「病魔の坑道」か、自作ダンジョンの方が手堅くて良いかも知れない。個人的には、持っていればAdventure
Gameのシナリオを何本かやるのが導入にはいいと思うが。とにかく、事前に手間をかけた分、当日は楽しんでもらえると思って頑張れ![D&D 23:695]
3)だろうなあ。コンベンションは時間が限られているから、準備に時間をかけないほうが良いと思う。クラスごとに人間ひとりとデミヒューマンのフェイバリットクラス分を作って、そこから選ばせれば十分。慣れたプレイヤーなら、多少いじるくらいは許してもいいかもしれない。[D&D
23:697]
3)がいいと思うね。最初の卓決めで「今回はこちらが用意したキャラでプレイしてもらいます。」と宣言するのを忘れずに。[D&D 23:698]
呪文もサマリに効果やら何やらをまとめちゃっても良いかも。0Lvと1Lvならそんなに多くないし。[D&D 23:701]
>GMがあらかじめキャラを作成して持ってる呪文を決めておいてるならさらに絞れるしね。[D&D 23:703]
でも「布教」も良いけど、あまり肩に力を入れないことだね。「楽しいゲームを楽しんでもらう」ことを忘れずに。押し付けがましいのはNGなので。D&Dのいろんな可能性を見出させてあげられれば良いと思う次第。[D&D
23:702]
3)良いと思うけど、多少プレイヤーがいじれる余地が有った方がよいと思う。たとえば能力値の入れ替えとか、ソーサラーの呪文の取得など。スキルは必須を取っておいて、後は自由とか。フィートも一つぐらいは自由に取れると結構自分の好みが反映されて良いと思うよ。[D&D
23:710]
HJコンベンションも前回から完全プレロールド式。今まで午前中いっぱいかけてキャラ作ってたこと考えると3)の方がいいと思います。職業によってかかる時間にさも出てきますし。[D&D
23:727]
質問者より、結果報告がありました。
プレイヤーは6人でしたが、「D&Dに興味があってやってみたい」って人は1人。その方の友人(やはり初心者)1人と経験者1人、他のテーブルが潰れて流れて来た方が3人。経験者の方を除くと皆さん多くて3〜4回程度の経験で、PHBはテーブルに2冊でした。
「病魔の坑道」プレイ済みの方がいたのでシナリオは「キャラバン警護隊」。ほぼ完成(特技、呪文の一部を選択するだけ)キャラクタを選んで書き写して貰うので午前中は終了、午後から2度の休憩を挟んで実質4時間強のプレイ時間でした。最後の遭遇のみ時間の関係で割愛せざるを得なかったものの、そのひとつ手前の遭遇でそれなりに盛り上がったので、お話としてはまあまとまっていたかと。キャラクター発言が殆ど出ない、かなりシミュレーションよりのセッションでしたが、それはそれで皆さん面白がっていらしたご様子。やることが非常にハッキリしているので遊びやすかったようです。プレイ後、件の「D&Dに興味があってやってみたい」プレイヤーさんから「同じキャラでこの続きをもう一回やってみたいです」とのお言葉をいただきました。
懸念していたタームの氾濫も作成済みキャラクタ&サマリーでかなり緩和された様子。ご助言下さった皆様に、再度お礼申し上げたいと思います。ありがとうございました。[D&D
23:855] |