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質問
Vecna系(N-E)信仰の村を(L-G)系神様の信者が内偵調査してるというネタがあったんだ。結局、辺鄙な村で信仰が歪んでおり、(N-N)の信仰にはなってたけど、生贄とかしてることには間違いない。で(L-G)ならこの解決にどうすると思う? ありそうなのは「撲滅」「監禁説法」「宣教師を送る」くらい。[D&D
4:290]
回答
一般的に言って(D&Dに限らず)、異教徒を改宗することにより信者を増やそうとする、すなわち宣教師を送るのはありそうだよね。異教徒(邪教徒)を発見したからといって撲滅と言うのは(アライメント以外にも)発見側の個性にもよると思う。
個人的には、アライメントに捕らわれすぎるのもどうよ? と思うンだけど。[D&D 4:296]
Pholtusなら問答無用で皆殺しだろう。Heironeusは騎士道を重んじるから女子供は助けようとするだろう。Laoなら理性的に教えを説こうとするだろう。同じLGでも随分違ってくるが?[D&D
4:297]
それにしても、アライメントは行動決定要因の1つに過ぎないことを理解してない人が多いな……。[D&D 4:298]
パラディンとしての義務と役割とか、そういうところをうまく抑えながらロールプレイするのがプレイヤー技術というもんなんじゃなかろうか、と根拠無く思うのだがどうか。たとえば「邪悪とはいえ、正義の姿を見せれば改心するやも知れぬ」とか、「いかな悪とはいえど、神の慈悲はすべての者にあまねくむけられるもの」とか。アライメントによりかかって「楽な方(=悪即斬)」を選ぶのはプレイング次第でいろいろできるTRPGというゲームの長所をスポイルするような気がするのだが。[D&D
14:377]
その卓の合意次第、DM次第。その世界のEvilは滅多に改心しないかも知れない。改心させるほど余裕がないかも知れない。スポイルすると思ったら、自分がDMやる時には工夫すればいい。
悪即斬は分かり易く、カタルシスを得やすいという長所もある。悪が非道で、残虐で、狡猾で、力強い世界もそれはそれで有りだろう。[D&D 14:378]
悪即斬かどうかは教義によるでしょ。[D&D 14:379]
「悪即斬」は、必ずしも楽とは限らない。悪に妥協できないんだから。そういう損を貫き通すのもロールプレイだと思うがどうよ。アライメントに寄りかかるのではなくアライメントらしく振る舞うことの一つじゃないか? LGのパラディンをやるならそういう損を貫くことも必要だと思う。[D&D
14:380]
ギスヤンキの場合、非邪悪のアライメントのものは、正に百万人に一人だそうな。Always とはそういうことなのだろう。パラディンやクレリックは、アライメントよりも教義に重きを置くのではないかと思う。[D&D
14:381]
D&Dにおけるアライメンとは四大原素とかと同じぐらいに宇宙を構成するエネルギーみたいなもんらしいからねえ。
どうも、現代日本人である漏れらは宗教・信仰ってものを気楽に捕らえ過ぎる嫌いがあるけど、パラディンやらクレリックやらにとっては信仰って重要なものだし。悪即斬な教えの神に仕えているんだったら、そうそうすぐにソレに疑問を持つようだと高レベルになれない気がする。悪即斬な教えなのに悪を許したら教えに反するわけで、下手したらアトーンメントが必要な状況にもなる。
逆に、常に改心を求めなきゃならないような神の信徒だったら、家族や友人を虐殺されようが恋人を犯されようが何しようが、まずは改心の機会を与えなきゃならないし、嘘っぽいと思ってても様子をみなきゃならない。そうしなかったら教えに反することになる。
個人の事情・心情と信仰の衝突っていうのは古典的テーマだし、良いストーリーやロールプレイの機会ではあるから、そういうプレイをしていけないってことは全然ないんだけど、他のプレイヤーやらDMやらが面倒くさがってやりたがらなかったりしたら控えた方が良いよね。
近代的なストーリーメディアでは個人を優先する傾向にあるけど、神が実在して証拠の明らかな世界じゃ、神ってもっと強固で融通の利かないものでありそうな気がする。[D&D
14:382]
どんなスタイルを持ち込むにしても、相互理解と皆が楽しむという目的意識は不可欠だろう。DMはきちんと、どんな世界で、どんな神で、どんな教義なのかを伝え、PLは自分のキャラクターがどんなキャラクターか伝え、皆が楽しめるように譲るところは譲ると。その上で、キャラらしさが出せればいいセッションになるだろう。
プレイするのが大変そうな教義の神なら、キャラメイクの段階でアドバイスしてやったり、折に触れてアドバイスし、どうしても無理そうならキャラの乗り換えをすればいい。この辺までが一般論か。
あとはDM次第、卓次第。泣いたビホルダーや改心するタナーリがいてもそれはそれで自由。かなりDMの手腕が問われるだろうから、お勧めはしないが。[D&D
14:383]
プレイング例
邪悪な儀式を阻止すべく邪教神殿を襲撃したパーティ。礼拝堂に侵入し、祭壇に向かって突撃するパラディンが、阻止すべくダガーを手に群がってくる一般人(全員属性悪を確認済み)を涙を流しながら切って切ってきりまくる。というのをやったことがある。[D&D
14:392]
現世ではともかく死後のことを考えると「悪即斬」ってどうなの? Powerレベルで考えるなら積極的に改心・改宗させる方が都合がいいと思うのだけれど? かわりに「悪即洗脳」になっても問題あるとは思うが。
神様的には、邪教徒氏ぬ>邪神のもとでPetitionerになって邪神の勢力削れず。改宗させる>邪神の勢力削れて、しかも自分の勢力拡大。となるんじゃないかと思って。
[D&D 14:446・461]
答えはケースバイケース。[D&D 14:448]
「パラディンは説得した。NPCは改心させられ、Evil からNeutral になった……」と、いうことはそう簡単には起こるわけもなく、相変わらず evil
なままなわけで。改心させる施設があるとも思えないし。NPC にその気がないなら Atonment もきかなそうだし。考えられるのは、NPC が nonevil
になるまで、PC (か誰か奇特な人) がついてまわって行動を正すというくらいか。[D&D 14:449]
高レベルパラディンならChaがえらく高くなってることも多いし、状況によっては説得による回心があってもいいとおもうよ。[D&D 14:450]
判定方法は、<交渉>。失敗したら、「彼の心は悪にそまりきっている。救いようがない」→斬。成功したら、「悔い改めよ。贖罪の機会はまだある。ただし、費用は己自身で購うがよい」→教会いってAtone。[D&D
14:453]
判定方法に<交渉>を使うと改心したというより、激しく「まんまと丸め込まれた」だけだし、交渉スキル自体アライメント変更を強制させるだけの力はないから、実際にパラディンには無理じゃないか。[D&D
14:462] |