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時系列的にいうと、イグウィルヴが開放されたグラズトに捕まってアビスに連れて行かれたのは、イグウィルヴがアイウーズを生んだ遙か後。一応、アイウーズが帝国を作ってから悪魔逃走までの間はイグウィルヴは健在だよ(アイウーズの後見)。
まとめると… 01. 死霊術師イグウィルヴ、(専門外の)魔道書やアイテムを集めて、デーモン召還のエキスパートになる。
02 .イグウィルヴ、グラズトを召還、隷属させて、フラネスにつなぎとめる。ペレンランド支配。
03. イグウィルヴ、グラズトとの間に、アイウーズを産む。
04. 少年アイウーズ、ゴッドクエスト(もしくはクエストオヴイモータリティ?)に成功、半神になる。
05. アイウーズとある族長の息子と称して国をのっとり帝国を結成(その裏にはイグウィルヴあり)。
06. ペレンランドの有志あるいは、それに雇われた冒険者がイグウィルヴのアジトに潜入。イグウィルヴの魔力の源と思われるものを破壊。
07. グラズト開放。ただちにイグウィルヴと交戦。イグウィルヴは秘術と持てる限りのアイテムを失うも、グラズトをアビスに追い返すのに成功。
08. クルーク・オヴ・ラオの発動により、アイウーズ帝国のデーモン軍団がアビスに追放。アイウーズ帝国の戦力半減。
09. アイウーズ帝国の戦力を戻すため、イグウィルヴ、グラズトを再び召還。
10. グラズトは対イグウィルヴ対策を実施していたため、イグウィルヴの術を無効化し、イグウィルヴを打ち負かし、アビスに連れて行く。
11. アイウーズは父グラズトに母イグウィルヴを戻すように交渉するも、グラズト拒否。
この流れからいくと、イグウィルヴはアビスでものすごい拷問されていると思う。グラズトはデーモンにしては珍しくかなり我慢強いが執念深いのでイグウィルヴを絶対許さないだろう。
あと、グラズトを情けないって言うけれど、デモゴルゴンだって、クリンに召還されたときは魔方陣に幽閉された上、危うく隷属させられそうになったし(ケンダーのタッスルホフに助けてもらったが……『ドラゴンランス英雄伝』「投げられた小石」参照)、オルクスは版がかわるたびに2回も殺されている(毎回復活しているが)。
[D&D 27:50・51] |