|
ソーサラーの良い点
・武器のプロフィシエンシーがウィザードより豪華。
>他の基本クラスと比べたら質素。
・呪文の準備に魔法書がいらないので囚われの身でも安心。
>そのかわりレパートリー少なめ。
・好きな呪文を使えるので呪文選びに悩まなくて良い。
>そのかわりレパートリー少なめ。
・Chaが高いので自分は格好いいと言える。
>でもChaベースのスキルはクロスクラススキル。
・呪文使用回数が多い。
>でもスペルレベルの成長が1Lvおそい。
・Casting Timeが増えるとはいえその場の判断でSpellをSilentやStillにできるのはをるのはDMによっては有効だと思う。
>でもCastingTimeが延長される。
[D&D 2:990・991・999]
ソーサラーは、Mage of the Arcane Orderなどの、spell poolのあるPrCがオススメ。というか、俺にはそれ以外の道が見えぬ。戦闘に使うスペルのみ知っておいて、アイテム作成やその他緊急にキャストする必要のないスペルはプールから。[D&D
3:19]
ウィザードは専門化すると呪文の使用回数もちょっと増える。それと、判ってるんだとは思うけど、ウィザードだって秘術魔法は何でも会得できるよ。特権と言われると難しいが、ボーナスフィートが大きいな。それとまあ、古い話になるが、D&Dにおける伝統的な魔法使いはウィザードなので、ソーサラーと見比べて特徴が無いように思えるかもしれない。ウィザードが標準って感じだったんじゃないかな。
[D&D 9:402]
パーティー内での役割
・ウィザード
幅広く呪文が習得/使用できるので、パーティー全体の「できること」を大幅に広げられる。「その呪文がないと対応できない事態」に対応しやすい。
・ソーサラー
特定の呪文を使える回数が多いので「あると便利」な呪文を複数回使う事によってパーティーの能力を高める。
場合によってはウィザードが居ないと冒険が「詰む」可能性があるので注意。こんな感じかな。 [D&D 9:403]
ウィザードの利点は既に挙がっているように呪文習得のレパートリーを広くできることだな。高レベルになると汎用性は無いスペルなんだが、そのスペルが無いとどうしようも無い特定条件というのが、比較的あるので、そうした状態への備えがあるというのは心強い。ただ、ウィザードの呪文のレパートリーが(ソーサラー比で)広いとはいえ、結局1日に準備できる呪文数は限られたものなので、使用頻度が低いが無いと「詰む」スペルはデバイスで準備することになる。デバイスの準備まで想定するなら、ソーサラーでも十分代役になるわけで、結局、好みで選んでも問題はない。
ウィザード:汎用性が高く、便利で賢い魔法使い
ソーサラー:戦闘の華、大火力の主砲
ぐらいのイメージかねえ。
あと、キャンペーンの傾向(シナリオ間の自由時間の長さや現金収入の多寡)によって、ウィザードは弱くも強くもなるので、DMともその辺りは相談しておけ。[D&D
9:406]
あと、スペルブックは奪って/焼いて差し上げなければウィザードに対して失礼に当ると、お考えのDM様もいらっしゃるので、そのような場合はソーサラーの方が安全ではあるな。正直言って、盗む(頑張ればちゃんと取り返せる)のはともかく、破壊するのはやるべきじゃないと思うけど、そんなに漏れみたいな優しい(甘い)DMばかりではないので気をつけよう。
スペルブックの(というか、呪文を書き込むときの)値段の高さ、無くしたらあまりにも致命的、ってあたりはルールの欠点だと思ってるけど、まあこれは個人的意見。実際にああ云う世界の住人だったら、ウィザードの呪文書を狙うのは余りにも当然の攻撃だけどな。[D&D
9:408・409]
>大切なお宝なので、できれば無傷でゲットしたいです。[D&D 9:411]
ウィザードの専門化について:最初のうちは専門化しないで色々な場面にどう対応するか、どの呪文を使うのが有効か経験を積んだ方がよいと思う。[D&D 9:450]
ソーサラーの使い方として「支援砲撃手」の他にもう一つあるのは、「トゥルーストライクとシールドさえ使えればいい」とか言う風に割り切って、マルチクラスで1レベルだけ混ぜるとかだな。ソーサラー/モンクがメイジアーマー(ワンド使用)とシールドで固めればACが最大で+11。充分壁役が勤まる。[D&D
9:457]
単純ダメージ魔法しか使わないウィザードは無粋の極みだと思うが、単純ダメージ魔法を連発するソーサラーは頼もしい大砲だ。そういう意味合いにおいて「支援砲撃」はウィザードだと言える。[D&D
9:464]
ソーサラーは主砲か支援砲撃手か、ってのだが、呪文抵抗能力持ちや、属性ダメージ耐性、無効化持ちなヤツらを相手にしだすと、呪文でのダメージはあんまり期待できなくなるんでナー。たまに通ってうっとおしいレベルになっちまうので、漏れ的には支援砲撃手の域を出ないと考えてる。《抵抗破り》《上級抵抗破り》※1とか、Energy
Substitution ※2能力を持つなどすれば、立派な主砲だーね。
※1 《上級抵抗破り》Greater Spell Penetration
未訳のウィザード&ソーサラー用クラスブック「Tome & Blood」で追加された特技。《抵抗破り》の上位特技で、呪文抵抗に対しての術者レベルチェックに+4のボーナス。
※2 Energy Substitution
やはり「Tome & Blood」で追加された、呪文修正特技のひとつ。属性ダメージ呪文を、別の属性ダメージに改変出来る。スロット上昇なし。また、この「Tome
& Blood」では、1つの呪文修正特技の効果を、スロット上昇無しで適用できる(1日3回まで)。メタマジックロッドなるものも紹介されている。[D&D
9:538]
Energy Substitution(Sonic)は秘術魔法使いのたしなみだな。[音波]属性の耐性持ちは数えるほどしかいないし、そうでなくともソーサラーぐらいの弾数があれば、ちょっとやそっとの耐性持ちなら気にせず属性呪文を打ち込んでもイイ。また、呪文抵抗持ちで困るのはスペルキャスター全てに共通する問題では? むしろ、圧倒的な弾数に裏打ちされて「そのうち当たるだろう」と撃ち続けるソーサラーの脅威には計り知れないものがある(つーか、ディスインテグレイトを連発するなよ……)。[D&D
9:544]
■魔法の使用回数部門 ウィザード≒ソーサラー
魔法の使用回数はソーサラーのほうが多い。しかし、スクロール作成などによって、補うことができるため、時間やお金があればウィザードも劣っているわけでもない。
■魔法の使用可能レベル部門 ウィザード>ソーサラー
ウィザードのほうが高LV魔法を使えるようになるクラスLVが低い。[D&D 12:84]
■魔法の使用回数 ソーサラー>ウィザード
スクロール作成などによって呪文の数が増えるのはソーサラーも同じであり、条件が同じなら依然としてソーサラーの方が使用回数が多いことに変わりはない。もっとも、スクロールやワンドにかける金が増えれば増えるほど、1回や2回の差はどうでもよくなってくるのだが、そこまで金をかけるなら他に回すべきかも。
■呪文運用の柔軟性 ソーサラー>ウィザード
ウィザードはあらかじめ呪文を選択しておかなければならないのが大変。
個人的には、一本のばしで秘術系呪文を極めるならウィザード、戦士系がトゥルーストライクやアイテム使用能力を欲する場合などのように、補助としてマルチするならソーサラー、
という風な適性があるかと。[D&D 12:86]
とにかく、ソーサラーは強いよ。所持金その他の条件を揃えて、比較するとウィザードが可愛そうになるぐらいには……。スペルのレパートリーが狭くて、選択に遊びが無いので、(遊ぶと単純に弱くなる)。ウィザード比でつまらないという意見には同意。でもまあ、14レベルになると、リミテッドウィッシュを連発するようになって、もはや、どっちのレパートリーが広いんだかわからなくもなるんだが。[D&D
12:88]
アイテム作成特技を取るのは余裕のあるウィザードが最適だろ。クレリックはDivine Featをとらなきゃならんし、ソーサラーは呪文熟練や呪文操作特技で忙しかろう。それにウィザード以外のふたつは<統率力>の目もある。[D&D
12:91]
■魔法の使用回数 ソーサラー>ウィザード
だが、スペシャライズで多少良くなるかも。新しいレベルを覚えてすぐ2回使えるし。
■呪文運用の柔軟性 ソーサラー>ウィザード
基本的に。メタマジックを使い始めると逆転。
■上級クラス ウィザード>ソーサラー
クラススキルの関係で圧倒的(だと思う)。ソーサラーが寂しい理由の1つ。[D&D 12:94]
呪文使用回数
額面ではせいぜい5割増でしかないんだが、実際横に並んで呪文を撃っていると、3倍ぐらいの差があるんじゃないかと感じてしまう。スペシャライズしたぐらいでは、あまり差が埋まった気はしない。むしろ、ウィザードの数少ない利点であるレパートリーの広さをスポイルされるのが痛い。
メタマジック
高速化がほぼ使い物にならない他は問題になることは無いと思う。3.5e以降は問題が出そうだが。
上級クラス
ソーサラーが取って嬉しいものはほとんど無いね。まあ、一本で十分強いので問題なし。つまんないけどな。[D&D 12:95]
6レベル・ソーサラーは、極論するとマジックミサイル×6。6レベル・ウィザードは、マジックミサイル×2。
DMがボスの隣に二人立たせるとかんがえて、パーティーが「ひぃ馬鹿野郎氏ぬよ」とおもうのは、単純には前者だよ。で、逆にPCの側にいてDMが「ひぃ、こいつら全部の戦闘でスリープか
グリッターダストかファイヤーボール打ってきやがる! 俺のかわいいスケルトーンどもが蹴散らされるぅ!」 と思うのも前者。ウィズはどちらかというか「ふむそうなったか、ではこうだ!」、「何、そう来るのか、しからば、こうするぜ!」みたいなイメージ。[D&D
12:99]
どちらか一方、といわれたとき、敵にいてイヤなのがソーサラー、味方にいて便利なのがウィザード。今度の敵は○○だ、となったとき、マジックミサイルがあるから大丈夫と言うのがソーサラー、対策にこの呪文を習得しようと言うのがウィザード。[D&D
12:101]
ソーサラーの転職
MoAO(ギルドメイジ):スペルプールはおいしい。Arcane Preparation、Cooperative Spell辺りの微妙なフィートが前提になるのがちょっと問題。2,9レベルでメタマジックフィートが補填されるので、最終的に計算は合う。
Divine Oracle(予言者):HDがd6、スペルのレパートリーが増える! 防御系の特殊能力が結構素敵。前提条件の《技能熟練(念視術)》が我慢できるなら悪くはない。
Virtuoso(魔法的な音楽家):HDがd6、呪歌とその上位能力Virtuoso Performanceが手に入る。10ft以内全ての武器にキーンエッジとか、SuでNPCの態度を変更(悪化)させることができる(SuなのでSR無効)など結構素敵。前提条件がシンプルながらソーサラーシングルからは辛い。
Sacred Exorcist(悪魔払い):HDがd8、スペルのレパートリーが増える! ターンアンデッドが貰えたり、悪魔に強くなったり。これも、前提スキルがソーサラーには絶望的に厳しい。
ソーサラーが主クラスで検討に値する上級クラスって他に何かあるかな? ひも付きになるのが嫌でなければMoAOは良い。知識技能がクラススキルになるので、Sacred
Exorcistも取りやすくなるし。[D&D 12:102]
ウィザードの呪文の少なさはスクロールやワンドで補えるし、ソーサラーのバリエーションのなさはMoAOとってスペルプールでおぎなえるってことか。MoAOってまだD&Dの日本のOfficialページでは紹介ないけど、これってDMGでサポートされるのかなあ。されてるとしたら前提条件が知りたい。いまはPHBだけでセッションしてるので、ウィザードとソーサラーの将来を見据えた成長のさせ方というものがまったくわからない。[D&D
12:109]
ソーサラーで先を見越すのはかなり大変だと思う。ネット上をうろつけば、呪文選択のアドバイスがいくつか見つかるが。ウィザードの方が楽と言えば楽。もっとも、呪文の選択や使用に工夫が必要なのはウィザードも同じだが。試行錯誤して少しずつ経験で覚えていくのも楽しいものだ。あまり耳年増(笑)になるのもどうかと思う。[D&D
12:113]
MoAOになってスペルプール。これ以外にソーサラーがウィザード並に魔法のバリエーションを得ることは難しい。対してウィザードは他のプレステージになってもバリエーション豊か。[D&D
12:116]
スクロール投射ではDC(難易度)が低い(能力値修正分や呪文熟練分が加算されない)。逆を言えば、抵抗とか気にしなくてもいい便利呪文(しかもセッション中に1回使えればOKなヤツなら)、スクロールとかでもいいんだよね。[D&D
12:119]
注釈
MoAOはTome and Bloodというクラスサプリにある。
メタマジック(Metamagic)は呪文操作特技のこと。[D&D 12:111] |