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The Slayer's Guide to Undead
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Mongoose社の例のシリーズだが、著者はGygax御大(+Jon Creffield)。総ページ数128。MM記載のアンデッド各種(スケルトンからナイトシェイドまで)について、生理学・習性・社会・戦闘方法・ロールプレイ・シナリオフックの各項目が記述されている。MohrgやDevourerなど、マイナーめのアンデッドにも均等にページが振られているのが特徴? 逆にヴァンパイアなどには、それほど新奇な記述は無い。
データ的には、各アンデッドのテンプレートが豊富。スケルトン、ゾンビは意志を持ったヴァージョン。Savage Speciesの同種のテンプレと比べて、生前の特殊能力が残ったり、エナジードレインが攻撃回数に対応していたりするので、私見ではこちらのほうが面白い、と思った。巻末には、それを応用したアンデッドのヴァリエーションが12頁に渡り、記載。Alipp
Treant, Bodak Dragonne, 8lvFighterのGhoule Knigit, Mohrg Satyr, Gold Dragon Wightなど・・ヘンテコアンデッドが盛りだくさん。
あと、Peak of Night Lordなるシナリオ(9〜11Lv対応)がついている。
総括:作者は絶対、グールフェチである(断定)。CR29のGhoule King, CR21のDemonLord of Ghoule、デーモングール、トロールグール(そういう名称ではないが)、など、グール関連の記述が異様に多い。なので、同好の士は問題なく買い。マイナーアンデッド好き、Savage
Speciesのテンプレに納得いかなかった人も買い。ヴァンパイア&リッチこそアンデッドの華よ!って人はRavenloftとかの方がいいかも。[サプリを買ったらageるスレッド:66] |