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Wizards of the Coast(http://www.wizards.com/)
公式サイト(http://www.wizards.com/dnd/main.asp?x=fr/welcome,3)
製品ページ(http://www.wizards.com/default.asp?x=products/fracc/886700000)
2001年9月/ソフトカバー/192ページ
ISBN 0786919892/32.95ドル
フォーゴットン・レルムの悪の組織、例えばシリック教会とかカルト・オヴ・ドラゴンとかの本。解説されている悪の組織は20個以上。レルムのとはいうものの、悪の組織にはビホルダーやドラウ、マインドフレイヤーなどの社会が含まれているのでモンスター社会の雰囲気を知りたいDMならGHでも買いかも。
メジャーな組織としてThe Church of Cyric, The Cult of Dragon, The Drow, The Night Masks,
Red Wizards of Thay, The Shades, The Zhentarimの7つ。
マイナーな組織としてThe Arcane Brotherhood, Beholders, The Church of Bane, The Church of
Shar, The Daemonfey, The Eldreth Veluuthra, The Fire Knives, House Karanok, The
Iron Throne, The Kir-Lanans, The Knights of the Shield, The Kraken Society, Malaugryms,
Mind Flayers, Monks of the Dark Moon, Monks of the Long Death, People of the Black
Blood, The Rundeen, The Shadow Thieves, The Twisted Runeが載ってる。
それぞれの組織の解説の内容は以下のとおり。
簡単な歴史、組織の規模や階級、組織の目的、敵味方、構成員のグループ例とその戦術、一般的な構成員のデータ(DMGの表〜とかと同じ書式)、組織固有のアイテム、上級クラス、拠点のフロアプラン。NPCが載ってることもある。
これらがメジャーな組織だと20ページ程かけて解説されている。マイナーな組織だと数ページ程度で、解説の項目のうち後半のものが無いことも多い。
後半10ページほどはアイテムと呪文、特技に割かれている。マジックアイテム9個、アーティファクト4個、呪文17個、特技3個。ただし再録も多い。ドラッグや錬金術アイテムについての記述も少しだけある。
感想
唯一再録じゃない特技がおもしろい。その名もPhalanx Fighting。まんまファランクスを組んで戦うための特技。ラージシールドと軽い武器を持った戦士同士が援護し合い、お互いに遮蔽(AC+2/ゼーヴ+1)を得るという効果。強くは無いけどカッコイイ。
悪の組織で名のある連中というのがいい感じにブッ飛んでいてイカス。クラーケンのウィザード20レベルしかもChosenとか、アボレスのウィザード/クレリック:13/11とか。エピックを想定すると世界の広さが感じられてこれまた愉快。[サプリを買ったらageるスレッド
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