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Necromancer Games
《総論》
前作と違い、旧版のコンバートでは「ありません」。ほぼオリジナルモンスターばっかりだと思われます(多少例外あり)。またWoCの公式設定と競合・矛盾するようなものは避けて別物として勝負するようになったようです(単なるオリジナルワールド用になったともいう)。前作がことごとくBoVDとかFFolioで潰されたことのトラウマなのかも。ちなみに紹介文書いているのはBoVD書いているモンテ・クックというのは皮肉(でもモンテは自分の所のレビューでは同名のモンスターだとFFよりToHの方のデータを評価していたけど)。
《各論1》
DevilとDemonの偉い方々はWoCの記述に合わせて、擬呪や呪文は術者レベル20までと弱体化しました(でもそのまま使えるようになったから評価すべきか)。前作の大ボス、ルシファー(脅威度:39)はアスモデウスによってHellから追放され、Infernusというポケット次元界(擬似次元界?)を立ち上げていることになりました。ルシファーについてきている腹心達のデータも3名ほど。
・前地獄の総裁(President of Hell)Caasimolar(アスモデウスから味方するように言われたとき、使者を殺したという元気な爺さん。かつてはルシファーに次ぐ地位。脅威度23)
・ルシファーの奥さん:Demoriel(一回その地位を追われたが後妻のShabriを殺して返り咲いた。脅威度19)
・Infernusの公爵:Xaphan(ピットフィーンド15companiesを率いている。角あり蝙蝠の翼と足には蹄、身長13フィート。脅威度26)
Demonの偉い方として、Dagon大公に使えるVepar公爵(下半身が魚。脅威度:21)なんてのがいます。下級のDemonとかDevilなどは面倒なのでパス
。
あとダイモン(ユーゴロス)はいませんが、苦悶界(Plane of Agony)にいる中立にして悪の種族(?)N'gathauというのが登場。半神格The
QuorumとThe Twelveという12体の強力な存在に率いられています。なんか拷問受けて腐っったり改造されたりしている格好してます。映画『ヘルレイザー』のサノバイドとか好きな人にはいいかも。ちなみにThe
QuorumとThe Twelveのイラストはありますがデータはありません。
《各論2》
地球での伝説モンスターとして気づいた感じでは、Nuckalavee、Redcap(混沌にして悪のBrownie)、Ceitan(ハーフ・イフリート)などがいます。このあたり意地悪なWoCがデータ化して競合するかも。
またRopeGolem(脅威度:5)なんていますが、これは既に同名のがDragon誌302号に載っていましたね(そっちは脅威度12。3Eのデータですが)。GolemではFacelessLordの信徒が作るooze
Golemとかアイアンメイデンゴーレム(閉じこめて殺した犠牲者がゾンビになる)とかマグネシウムゴーレムとか楽しそうです。
あとアニマル系ではマンモスとかマストドンとかスミロドン(サーベルトゥス・“キャット”)マウンテンライオンとかジャガーとか毛サイとかハイエノドンとか巨大テッポウウオとか巨大カメレオンとか渋いところがあります。
TempleteとしてLandwalker(水棲の生物が地上を歩きます。地上適応サメとか)、Amphisbaena(体の両端とも上半身のモンスター)なんてのがあります。
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