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Wizards of the Coast(http://www.wizards.com/)
公式サイト(http://www.wizards.com/dnd/main.asp?x=dnd/welcome,3)
製品ページ(http://www.wizards.com/default.asp?x=products/dndacc/886680000)
2001年12月/ソフトカバー/96ページ
ISBN 0786918578/19.95ドル
6章立ての96pのペーパーバック。
1章目はプレステージクラス。
海賊船長っぽい、Dread Pirate。ダンジョン探索のプロ、Dungeon Delver。蜘蛛用のアイテムをむりやり発動させたら蜘蛛っぽく変化しちゃった、Fang
of Lolth。ロビンフッドみたいなお尋ね者、Outlaw of the Crimson Road。未開地探検家、Royal Explorer。カバーとしての二重生活をおくる諜報員、Spy
Master。盗賊の神Olidammaraの神殿所属、Temple Raider of Olidammara。軽業に特化した盗賊、Thief-Acrobat。ちょっと探偵っぽい自警団、Vigilante。Bardic
Musicの発展形Virtuoso Peformanceを使う音楽家、Virtuoso。以上、全10種類。
2章目はスキルとフィート。
まずは毒。色々な種類の毒の作り方や値段、Save DCなどが載ってる。正直ちょっとボリューム少なめ。ついでトラップ。トラップについては微にいり細にいり。トラップの作り方、必要価格、CRの計算法から90のサンプルトラップなど。ついでスキルの新しい使い方。尾行などHideしながらの移動について少々。Pick
Pocketによる隠し武器。状況によるTumble修正やS&Fで紹介されたCounter Tumbleの改訂?版など。そしてお待ちかねのフィート。全体的にちょっと地味? スキルチェックに修正をあたえるフィートが数点。スニークアタックのダメージを減らして変則的な効果をあげるフィートが二つ。バード用のメタマジックやバーディックミュージックを強化するフィートが数点。ランやチャージの最中に曲がれるフィートや、軽装のときのベーススピードがあがるフィート。S&FであったExpert
Tacticianの改訂版や修得条件DEX19+のQuicker Than the Eyeなどが注目株?
第3章は装備。
まずはバード用の楽器。延々10pに渡ってさまざまな楽器や効果が紹介されている。どうやら楽器の種類ごとにBardic Musicに修正が入る様子。続いて武器。楽器につけるBayonetや、Garroteが追加されている。変り種ではGrappringHookを飛ばす為のクロスボウ、Grapple-firing
Crossbowなんてのもある。続いてはシーフ用の道具。伸び縮みする10フィート棒(実は11フィートまで伸びる)など長竿系やノームの作った不思議アイテムがメイン。続いてマジックアイテム。大半が楽器系。ローグ&バードガイドにも関わらずなぜか、普段はバックラーだがコマンドワードでタワーシールドなんてものもある。
第4章はギルドなどの紹介。
17pにわたって10個のシーフギルド、7個のバーディックカレッジに関して詳しく紹介している(未読)。
第5章はお約束のロールガイド。
ローグとバードのキャンペーンやゲーム的な役割などに関して解説。桝目を使った戦闘でのデカキャラへのフランキング処理、Garrotでの戦闘処理なども紹介されている。
第6章はスペル。
アサシン用の新スペル若干とバード用の新スペルそこそこが紹介されている(未読)。
感想。
バードは多種多様な楽器によってキャラの方向性を変えられて、ローグはプレステージクラスによって方向性を特化できそう。ただ、今までのクラスガイドと比べるとフィートがちょっと地味目かな?
バード使いは楽器やバーディックミュージック・スペルの強化の為にナイス。ローグ使いにとってはトラップや、シーフギルドの紹介などが多いので、むしろDMが導入してくれると活躍の場所が増える1冊かもしれない。[D&D
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