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Dragon誌 #304−Monstrous Magic
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Dragon誌304号、Monstrous Magic なる記事がある。術者または対象が一般的なPC種族でないような呪文だな。実用性はともかく目を引いたものを少々。
マス・ハーム:クレリック7レベル。強すぎると評判のハームの多対象版。「マジか!」と思たら「アンデッドの治療にしか使えません」だと。
アウェイクン・ビースト:ドルイド7レベル。動物に知性を与えるアウェイクンと同様だが、ビーストが対象。恐竜とかだな。いや、お勧めはパープルワームだぞ。ロックっての良いな。
アウェイクン・マジカルビースト:ドルイド9レベル。今度はマジカルビーストが対象。ゴルゴンに知恵を与えてCohortにしよう(w もともとのIntが2以下のやつらしかこのシリーズの対象にならんから、マジカルビーストで使える相手ってわりと少ないみたいだな。モンスターマニュアルをざっと見ただけだが。残念ながらタラスク?(tarrasque)はインテリジェンス3だから駄目だ。(no
higher than 3 って、3は駄目だよな?)
アウェイクン・ウーズ:ドルイド8レベル。もちろん、ウーズに知恵を与えるんだ。ただし、他のシリーズと違って特に術者に友好的になるわけじゃないから気をつけろ。一応、カリスマチェエックとかでちょっとだけ言うことを聞かせることは出来るとなってる。グリーンスライムがモンスターじゃなくなってるのが残念だな。
ガレットオブファイア:秘術4レベル。自分の腹の中に火を起こすぞ。飲み込んだ敵を焼いてしまえ。アルケミストの火 みたいなのを一回だけ吐くことも出来るが、まあオマケだな。
ブラッドドリンカー:クレリック4、ソーサラー/ウィザード4。誰でもバンパイアみたいに血が飲めるようになるぞ。1d4のコンスティテューションダメージは何と永久ダメージだ。バンパイアみたいにってんだからそうだけどな。
エナゲイズ マジックファング:ドルイド5。グレーターマジックファングの効果に加えて、1d6のエネルギーダメージ(火、電気、冷気、酸のどれか。音波はだめらしい)を追加するぞ。組み付いた場合は問答無用で毎ラウンドd6のダメージを与えつづける。
あとはまあ、何やら自分の持ってる毒を強化するとか、ダメージリダクションを強くするとか、そんなのが多いな。全般的に術者自身がアンデッドだったりモンスターだったりする必要があるのが多いから、現状ではマスター向けの印象も強い。[D&D
9:701・702]
「no higher than 3」は「3 を超えない数値」の意なので、3でもOKのはず。[D&D 9:703・704]
ルール的にも3は知的生命体か否かのブレイクポイントっぽい。[D&D 9:705]
知力3以上が知的生命体というのは、こだわらずルール的にここで分けたって割り切るのがいいと思う。[D&D 9:712]
dragon304は野蛮の達人持ってる人はマストバイっぽい。これで、ようやくTamer of beastsとか日の目を見れる。[D&D 9:712]
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