Wizards of the Coast

　使えそうなところだけレビュー。

The Oeridian Lesser Gods Part 2/オアリディアン人の下級神その２（５ページ）
ラクシヴォート/Raxivort：
　オアースでの経歴がその時代とともに詳しく書かれている。また、グラズト支配下からの脱した後についての記述が少し異なる。グレイホーク・ワールドガイドでは「自らのアビサルの王国を要求した/claimed his own Abyssal realm」で記述が終わっているが、この#264ではこの顛末がより詳しく書かれ、最終的にはアビスを離れ、Pandemonium/パンデモニウムに支配地域を確保したとなっている。
　教義とか信仰の形態について同じ記述は見当たらないが、そもそもグレイホーク・ワールドガイドの記述自体が少ないので、矛盾して困ることはあまり無さそう。

ソティリオン/Sotillon
　グレイホーク・ワールドガイドの中身がそのまま拡大された感じ。同じオアディリアン系神格との関係とかもまとめられている。
　一般的な教会のつくりとか、より日常に近いクレリックの活動や教義が具体的に書かれている。教会には固いベンチなんかなくてリラックスできる雰囲気とか、日々の活動に楽しみを見出すべし、とか。クレリックはいかに自分が不便を被らないまま、ひとびとを助けるかに心を砕くらしい。優雅じゃない面がしっかり作られていて、セッションしている分にはこっちの記述の方が使いやすいかも。

The Cult of Simon Audaire（６ページ）
　レイベンロフトの記事。下水をアジトにしているカルトの紹介らしい。目次には「下水に潜む危険はワーラットばかりではない」なんてことも書いてあるし。

Rogues Gallery Planescape: Torment（５ページ）
　小説Tormentキャラのデータ化。ただしAD&D2nd版。ナイト・ハグとかサキュバスとかのキャラもいるので参考にすると来訪者のロールパンが進化するかも。
［Dragon・Dungeon総合スレ：130］